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記事タイトル : | そのとき内なる“魂”の姿を見た―― 映画監督チャン・イーモウも愛した踊る精霊ヤン・リーピン。 |
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そのとき内なる“魂”の姿を見た――
映画監督チャン・イーモウも愛した踊る精霊ヤン・リーピン。
至上の舞踊エンターテインメント
2010 年進化的再演!
ダイナミズム、湧き立つ生命力、あふれ出る叙情は、世界を震撼させた。
中国の至宝ヤン・リーピンが、雲南少数民族の村々からスカウトした総勢100 名の若者でされる、
大自然と生命を謳歌する究極のステージ。その舞台は伝統的かつ、スタイリッシュ。壮大な自然からイメージされたステージを、
手づくりの色鮮やかな民族衣装をまとった名手たちが、圧倒的なダンスと、エモーショナルな歌とコーラスで、
「太陽」「大地」「故郷」「聖地」などの多彩なパートを、まさに疾走する。
そしてエピローグで演じられるヤン・リーピンのソロ「孔雀の精霊」。彼女の指先には精霊が宿ると言われている。その美しさは、
すべての人の魂を締めつける。
少数民族の貴重な舞踏の歴史をヤン・リーピンが強烈な魂で現代によみがえらせた踊る万華鏡。究極再び!
●ギネスに挑戦!「世界一長い竹笛」演奏を本邦初公開!!
2010 年シャングリラは更なる進化を遂げる。
今回一番の見所は、現在中国でシャングリラの姉妹編として
中国全土を揺るがせ話題を呼んでいるヤン・リーピンの新作
「雲南響声」から、本邦初公開される「竹子笛」。
四川省や雲南省という南方地方特産の「竹」を独自の技法で演奏し、
水音、風音、雷音など、大地の豊かさや自然の素晴らしさを表現する。
ギネスブックにも申請中という10mの竹を使ったオリジナル奏法は、
ヤン・リーピン自らが開発したという、まさにここでしか見ることの出
来ない究極の技である。
●色鮮やかに描き出された少数民族文化の世界
『シャングリラ』はイ族、チベット族、ワ族、
ハニ族をはじめとする26 もの民族たちを描いた世界であり、
劇中には色とりどりの民族衣装で身をまとった者たちが、
歌と踊りで民族 文化の世界を表現している。約70 名のパフォーマーの
ほとんどが普通の村人たちである。
彼らが本来の自分をさらけ出し、労働や愛情、信仰を表現してゆくその姿は、
まるで26 枚の花びらが集まり、一輪の花をステージに咲かせているようだ。
●舞踊で描く“人類の歩み”
元来、舞踊とは感情や意志を伝える手段の一つであった。それが、人類の進化とともに変化していき、
そこから、狩りの無事を祈ったり、豊作を願ったり・・と内容が豊富になり、盛んに行われるようになったのである。
舞踊はまさに、人類の生活に密着しながら培われてきた芸術といえる。本作では“太陽を追い求める人類”から始まり、
“民族の繁栄”、“ふるさとの温もり”、“生と死”、“生命の輪廻”など人類の歩みを描き、
観客はその壮大なテーマに心響き、感動の渦に包まれることだろう。
●ヤン・リーピンの伝説の名演「孔雀の舞い」
場面は5つの自然を主題としたシーンとプロローグ、エピローグの7つから成る。その最後を飾るのが、
ヤン・リーピンによる「孔雀の舞い」である。雲南省の人々にとって孔雀は神聖であり幸運の象徴とされている。
指の爪先にまで精神を宿したかのような印象深い、この叙情詩的なダンスは、
華やかな羽を持つ鳥の美しさと優雅さを表現したもの。その夢幻的な美しさはまるで、
魂の化身を目にするかのような神々しさと厳かな感動をもたらす。中国の国民的スター、ヤン・リーピンの孔雀の舞は地元中国では
決して見られない稀少なもの。
そんな彼女が日本公演では全ステージに出演すると意気込みをみせる。まさに幻のステージがこの日本で実現するのだ。
●現代的テイストを加えた斬新なステージ
『シャングリラ』のステージはこれまでの国内作品の舞台デザインを
はるかに超えるもので、色鮮やかな照明、大掛かりな舞台装置など
を巧みに使用し、全編に現代的なテイストがあふれている。特に立
体的視覚効果を巧みに創り出す照明、次々と映し出される雲南の壮
大で美しい風景、そして劇中に登場する直径3 メートルにもおよぶ巨
大な太陽など、至るところに観客を驚嘆させる仕掛けが用意されて
いる。