12月27日、第三回「アジ楽士の会」チャリティーコンサートが東京文化会館で開催された。笛の演奏家劉宏軍、古箏の演奏家王ミン、ウード演奏家常味裕 司、小鼓の演奏家藤舎花帆、バラライカの演奏家マキシム（ロシア）など、アジア各国から14名の音楽界の名士は、各民族の貴重な音楽と珍しい楽器を驚くべ き演奏で、新たな「友好の輪」を繋ぎ、新たの「愛情の緑」を築いている。

「アジア楽士の会」は、「天平楽府」を主宰する在日華人劉宏軍を中心に、アジア各国のすぐれた民族音楽演奏家から構成されていた。「楽士の会」が創立以 来、アジア各国の民族楽器の演奏技法や非物質文化財の民族音楽の継承と発展に尽力しながら、「チャリティーコンサート」などの演奏形式で、被災地や福祉団 体に貢献している。今回のコンサートは、約500名あまりの観衆を集め、公演の収益を福祉団体へ寄付したそうだ。
今回のコンサートはアジア楽士の会と株式会社アルバックスが主催され、「天平楽府の会」や中国音楽勉強会など各協会や企業の協力も得た。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
（鄧春）