トピックス
12月3日の「現代中国芸術週2008」開幕式で、「芸術週」の主催者の1人、日本中国文化交流協会の辻井喬会長は、日本中国文化交流協会を代表して、日 中両国が世界金融危機に直面する中、手を携え共に発展し、共に世界平和に貢献することを希望すると、次の旨の挨拶を行った:
本日の「現代中国芸術週」開催に際し、胡振民常務副主席をはじめ中国文連代表団と150名余の芸術家が訪日されたことに、心から御礼を申し上げます。ま
た、開幕式にご出席の崔天凯氏をはじめ皆様に、心より感謝しております。今回のフェスティバルは、現代中国芸術文化を代表する演劇や絵画、映画や動画な
ど、中国現代芸術文化を紹介するにとどまらず、中日両国国民間の相互理解や愛情を一層暖めることができると思います。今日の世界は、特に、金融危機の発生
に顕著なように、大きく変化しています。しかし、日本の著名な作家・川端康成の作品『雪国』に描かれた「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の
底が白くなった。・・・」のように、現在の世界はどんな難局や金融危機が襲っても、
“トンネル”を抜けると、その向側に存在する中国が、“一つの大きな役割を果たすだろう”と世界中が注目しています。
これからの日本は、あらゆる面で中国と一緒になって、世界平和のために貢献しなければならないと考えております。来年は、中国の建国60周年記念にあたり
ます。今回の中国アートフェスティバルの日本開催は、中国建国60周年を迎える重要なイベントとも言えるでしょう。今回の中国フェステイバルの大成功を、
私は心より期待しております