暖かい春風に桜の蕾がほころび始めた３月２１日、中華人民共和国駐日本国大使館と在日中国企業家協会が主催する第７回「中国大使杯」ゴルフ大会(コンペ) が、河口湖畔で開催された。崔天凱大使をはじめとする中国大使館の責任者、及び２０名余の在日中国企業家代表たちが大会に参加した。参加者の、多くの選手 たちはゴルフにとても疎いのだが、大会中は謙虚に互いに学び合い、友好的雰囲気の中で交流した。楽しい一日の大会では、著名な在日華僑企業家の呂娟氏が、 みごとに優勝賞を獲得した。

　大会終了後、中国大使館による授賞式が行われ、各賞を収めた選手たちに賞状、賞杯が授与された。崔天凱大使は授賞式で挨拶し、今回のゴルフ大会に協力や 応援を惜しまなかった各在日中国企業家に感謝の意を述べた。特に、崔天凱大使は自ら、今回優勝した呂娟氏に賞杯を授与し、その上さらに、中華文化の日本に おける宣伝や中日文化交流事業において数々の実績を収めてきた呂娟氏、及び氏が社長を務める株式会社アルバックスを、高く評価した。

　在日中国企業家たちは、平素は各自の事業経営に専念しているため、相互交流はとても少ないそうである。多年来、在日中国企業の発展に関心を示していた中 国大使館は、１９９９年、在日中国企業家協会と共に「大使杯」ゴルフ大会を設立した。この大会は二年に一回開催され、在日中国企業家の友好交流の促進に、 積極的な役割を果たしている。
また、毎期の駐日中国大使は、「大使杯」ゴルフ大会を非常に重視しているばかりでなく、大使自らこの大会に参加しており、その積極的な姿勢が中国企業家たちに広く称賛されている。