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先日、在日華僑企業家の呂娟が投資した映画『夢の壁』の記者発表会が北京で行われた。“美人企業家”、女優でもある“文化使者”、日本社会で際立つ“実力 女性”と呼ばれる株式会社アルバックス代表取締役社長の呂娟は、社業とともに女優として、また中国文化の使者として、詩情豊かな人生の伝奇(ロマ)作品 (ンス)を、映画制作を通して描き続けている。
 「現代中国芸術週2008」の共催者として現代中国文化の日本への紹介や、中日文化交流事業で大きな成功を収めてきた呂娟は、今また北京春秋院線影視文 化伝播有限公司と共に、中国の張加貝監督の映画作品『夢の壁』の制作に協力し、中華人民共和国の建国60周年記念に貢献しようと尽力している。
かって、中国の環境保護を訴えた映画『鶴よ、飛べ!』に投資し、また出演した呂娟は、再び映画『夢の壁』にも出資した。制作がスタートとした『夢の壁』が全国で公開されれば、「在日華僑美人企業家」と呼ばれる呂娟は、いっそう中日業界の注目を集めるだろう。
 呂娟によると、この映画は加藤幸子の小説『夢の壁』が原作だという。日中戦争の時、まだ幼かった加藤幸子は、戦火が充満し庶民が路頭に迷う中国で暮らし ていたが、人々を悲しい災難の深淵に投げ込む戦争に対して、悲憤の念で胸がいっぱいであった。特に、戦争に巻き込まれた日本の子供たちの悲惨な運命を体験 した加藤幸子は、必ず小説の形式で残酷な戦争の真相を歴史に刻みこもう、と決意した。
 戦後、日本に戻った加藤幸子は、戦争がもたらす血と涙で彩(いろど)られた悲惨さを、幼い頃の記憶に基づいて小説『夢の壁』を創作した。その作品は高く 評価され、新潮社から出版された『夢の壁』は、1983年2月、第88回芥川賞を受賞した。最初に『夢の壁』の映画化の構想を抱いたのは、世界的な映画監 督黒澤明だったが、この願望はついに実現が叶わなかった。去年12月、映画『陶器人形』や『サクランボ』によって日本で名を馳せた張加貝監督は、株式会社 アルバックスを訪れ、『夢の壁』の映画化について呂娟社長に相談した。呂娟社長は、この映画の主題が「中日両国の代々友好」の理念や歴史的な潮流に相応し いばかりでなく、最も和諧的な世界関係を築けることに積極的な意義があることを認め、直ちにこの映画制作に投資することを決定した。
 北京で開催された記者発表会の席上で、監督の張加貝は、『夢の壁』を制作する初志を詳しく述べた上、これからも映画芸術を通じて、より一層中日両国の相 互理解や民間交流を促進するために尽力したいと決意を披露した。風間トオル、小林綾子、鄧紫衣など『夢の壁』の中日の主演俳優は、心を込めてこの映画の役 を演じることにより、中日交流の掛け橋になりたいと語った。
小説『夢の壁』で芥川賞作家となった加藤幸子も記者発表会に出席し、歴史の物語の中でも、現実の生活の中でも、「私はもうこの“壁”を乗り越えることがで きました」と述懐した。また、加藤幸子は、張加貝監督や映画に投資した呂娟に感謝しながら、小説『夢の壁』がようやく映画化され、公開されることにより、 この作品が両国国民の相互理解に大きな役割を果たすことができれば、この上もない光栄だと述べた。
 映画『夢の壁』のプロデューサーの呂娟は自ら記者発表会での通訳をつとめたばかりでなく、『夢の壁』に投資した初志や中日関係に対しての深い意義について、次のように述べた:
《 この作品は黒澤明、張加貝など中日映画界の監督たちが心血をそそいだ。中日友好事業に尽力し、また両国友好のお陰で成長してきた私は、必ずこの映画をよくプロデュースし、映画を通じて更に多くの人々に大きな感動を与えることができるよう頑張りたい。
『夢の壁』の “夢”は、人々の胸の中の美しい理想である。現実の国際社会では、この“夢”は理想の夢であり、平和の夢でもある。また『夢の壁』の“壁”は相違の壁であ り、意思疎通の困難な壁でもある。現在の中日関係は、特に文化交流・経済交流などの分野においては、この相違の“壁”が両国政府や国民の努力により、多く の転機を経ながら次第に乗り越えられてきている。
作品の『夢の壁』の中で、困窮にあえいでいた日本と中国の2人の子供が、遠路はるばると尋ねた先で壁を乗り越え“2人の夢”を探すことができたように、現 在の国際環境の中にあっても、また国家間や民族間においても、必ずや不愉快な歴史などの“壁”を乗り越えることができると、私は信じている。》

現在、株式会社アルバックス社長の呂娟は、会社経営のかたわら、『夢の壁』の撮影にも協力している。この中日合作映画は必ず観客に深い感銘を与えるだろう。

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